「文禍伝雷」奈良・平城京 錦光園 おはじき墨づくり
2026年10月、平城宮跡歴史公園で開催された
ずっと真夜中でいいのに。
特別公演祭
LEGACY ZOMBIE LABO「文禍伝雷」奈良・平城京。
今回は、錦光園さんの「おはじき墨づくり」のお手伝いとして、二日間ご一緒させていただきました。
全国各地、そして海外から、この公演を楽しみに来られたたくさんの若い方々。
その皆さんが奈良墨にも足を止めてくださり、「生墨」に触れながら、自分だけのおはじき墨を楽しそうに作っていかれる姿が、本当に印象的でした。
奈良墨のお話をすると、
普段、書道をしている私たちにとっては
身近な「墨」ですが、こうやって若い世代の方に知ってもらえることが、なんだかとても嬉しかったです。
おはじき墨は、木型に入れて成形する前の「生墨」を手で丸めて、木型で型押しして作ります。
今回はこの公演のために、墨型彫刻師の佐藤奈津子さんが、ZUTOMAYOさんのオフィシャルロゴ入りの特別な木型を制作されていました。
その木型に嬉しそうに生墨を押し込む皆さんの姿も、ほんとに楽しそうで。
今回だからこそできる、
特別なおはじき墨になっていました。
そして、おはじき墨は作ったその日に完成!
ではありません。
桐箱に入れて持ち帰り、①最低3か月は箱を開けず、
②光の当たらない暗い場所でゆっくり乾燥させます。
この説明をすると、
「3か月も開けたらあかんの!?」
「それはやばいな(笑)」
と、皆さんものすごく反応してくださって(笑)。
そういうやり取りも含めて、すごく楽しい時間でした。
北海道や鹿児島など、
本当に遠くからこの公演を楽しみに来られた方々が、
その中で奈良墨にも興味を持ち、実際に触れて楽しんでくださっている光景を見ることができたのも嬉しかったです。
そして、ライブも観てきました♫
私自身、ずっと真夜中でいいのに。さんについては、
子どもを通じて知っていた
「正しくなれない」くらいで(笑)。
なので、その曲を実際にライブで聴けたのも、
密かに嬉しかったことのひとつ。
久しぶりのライブで、まわりは若い方ばかり😂
ちょっと混じらせてもらうような気持ちで観ていたのですが(笑)、気づけばすっかり引き込まれていました。
細部まで作り込まれたステージと照明、そして平城宮跡の景色。
普段見慣れている場所とは思えないほどで、歴史ある景観と光が重なった景色は、なんとも神秘的。
ほんまに、ちょっと別世界に来たような感覚でした。
私にとって平城宮跡は、子どもたちと散歩したり、凧揚げをしたりしてきた、日常の中にある身近な場所。
そんな場所が、この二日間はたくさんの人でにぎわう特別な空間になっていたことも、なんだか感慨深かったです。
そして最後の回には、遊びに来た子どもたちも飛び入りでチケットを購入して、おはじき墨づくりに参加させてもらいました。
握り墨は体験したことがあるものの、
おはじき墨づくりは初めて。
それはもう、めちゃくちゃ楽しそうでした☺️
こういう機会をきっかけに、奈良墨のことを初めて知る方、初めて触れる方が少しずつ増えていったら嬉しいなと思います。
二日間ご一緒させていただいた皆さま、
本当にありがとうございました。
