夏期講習を終えて・・・

夏休み取り組んで出品した作品のご紹介

JA、伊勢において、半切が書きたい!って意欲的に取り組んでくれた子が多かったです。

中には自分の背丈よりも、大きい子もいました。

135×35ですから、もう大変。

折ったり準備だけでも相応に時間もかかります。

何度も書いてる姿を見てもらい、手持ちをし、

なぞり書き手本を何枚も渡して形を覚えてもらいました。

リズム感や緩急、細かい筆の使い方は、

手持ちしないと伝わりにくいですから。

また、半切に見合うダイナミックな線を生み出すには、

これまでの経験と、

書き込みが必要だなと感じました。

お手本を見ずとも、体で覚えるぐらいに部分練習を重ね、

何度も何度も繰り返し書いて覚えました。
90分なんてあっという間です!

 

 

私も一発で納得のいくお手本が書けたらいいのですが、

(中には一発で書ける先生もいらっしゃるでしょうけど)より良いお手本をお渡しするために、

生徒の手元に渡るまで、

得心いくまで何度も何度も書き直します。

私の暑苦しい指導に耳を傾け、

ついてきてくれて感謝です

自分自身にも当てはまりますが、

圧倒的な練習量があってこそ展覧会などで評価され

、結果としてつながっていくのだと思っています。

偉そうなことを言っていますが、

何年も指導に携わっていて、

いまだに新たに気づかされることは

日々のお稽古でたくさんあります。

生徒に質のいい指導が行き届くように、

私自身研鑽に励むことの大切さを

改めて感じた夏でした。

今年もご参加ありがとうございました✨

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